<著書>
「望遠鏡伝来と長崎」、塚原東吾編『科学機器の歴史:望遠鏡と顕微鏡-イタリア・オランダ・フランスとアカデミー』(日本評論社、2015年6月)、155-194頁。(分担執筆)
「大村藩の学問:天文学」、大村市史編さん委員会編『新編大村市史:第三巻近世編』(大村市、2015年3月)、575-594および610-616頁。(分担執筆)
<論文>
Ryuji Hiraoka and Akihiko Watanabe, “A Jesuit Cosmological Textbook in‘Christian Century’Japan: De sphaera of Pedro Gomez (Part 2)”, SCIAMVS: Sources and Commentaries in Exact Sciences, vol. 16, 2015. pp. 125-223.
「晧臺寺の羅漢石像群と小林謙貞-庭園内の甲群を中心に」『長崎談叢』第100輯、2015年、48-79頁。
<学会発表>
「近世長崎の眼鏡師と望遠鏡」、科学史学会年会、於大阪市立大学、2015年5月31日。
<講演など>
「長崎の唐・蘭人墓」、長崎学一般公開講座(長崎純心大学主催)、於長崎歴史文化博物館、2015年12月19日。
「近世日本とオランダ-日欧文化の交流と融合」、第70回文化講演会、於津山洋学資料館、2015年4月18日。
<その他>
「2015年学会エクスカーションに参加して」、『科学史通信』第 号、2015年 月。
新聞紹介「長崎の唐・蘭人墓(長崎学一般公開講座)~”文化財として保存を” 熊本県立大平岡准教授」、長崎新聞、文化面(第13面)、2015年12月23日。
新聞紹介「江戸時代の中国船向け貿易許可証「信牌」、玉名市に2通現存~”長崎の国重文と同種” 県立大准教授」、熊本日日新聞、第1面、2015年8月28日。
今年もたくさんの方に公私にわたり支えて頂きありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年12月31日木曜日
2015年12月21日月曜日
展覧会など33~38ー2015年9月~12月
33 宸翰と古筆-優美なる書の世界、八代市立博物館未来の森ミュージアム
34 南蛮文化と細川家-忠興とガラシャ、異国との出会い-、熊本県立美術館
35 ほとけの里と相良の名宝─人吉球磨の歴史と美─、熊本県立美術館
36 川原慶賀と洋風画、長崎歴史文化博物館
37 SHUNGA 春画展、永青文庫
38 幕末展、東洋文庫
34 南蛮文化と細川家-忠興とガラシャ、異国との出会い-、熊本県立美術館
35 ほとけの里と相良の名宝─人吉球磨の歴史と美─、熊本県立美術館
36 川原慶賀と洋風画、長崎歴史文化博物館
37 SHUNGA 春画展、永青文庫
38 幕末展、東洋文庫
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堀田仁助
明和2年(1765)9月20日付で「堀田兵之助」が渋川図書光洪宛に提出した、天文暦術の誓約書が現存する。これは津和野藩士の堀田仁助(1745-1829、通称ははじめ兵之助、号は泉尹)のことだろう。堀田は天明3年(1783)に幕府天文方属員となり、寛政改暦にも参加し、また地理学・...
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[舟橋秀賢]筆 『慶長六年具注暦』京都大学附属図書館 6-04/ケ/1貴 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00008026
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「…万屋町には、小林謙貞という天文学、数学史上に重要な位置を占める人も住まっていた。 謙貞は林吉右衛門について天文、地理、星宿、暦法を修めた。この吉右衛門は、刊本長崎先民像[ママ]には吉左衛門に作ってあるが、稿本長崎先民像[ママ]には吉右衛門に作ってある。これを明らかにされたの...
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ここ半年間、このブログにいろいろ書いてきたが、専門である16-17世紀の日欧知識交流について、ほとんど何も書いていないことに気が付いたので、井上筑後守にまつわる先行研究をまとめてみる。 16世紀に始まる日欧知識交流の歴史の中で、幕府大目付・井上筑後守政重(清兵衛尉、号は幽山 15...