西川正休『大略天学名目鈔』(游藝著・西川正休訓点『天経或問』附録巻)
[奥付:天経或問注解 享保十五年十一月刻、寛政六年校訂。大阪書坊 山口又一・泉本八兵衛]
〈崇高堂蔵板目録 大阪心斎橋筋南久寶寺町 河内屋八兵衛〉
天工開物
明 宋應星著 稲麻衣食陶冶舟車金玉ノ類、其産物製造ノ秘ヲ詳明ニス
九冊
循環暦
小泉松卓著 授時暦ヲ委ク注解シ士農工商ノ作業及ヒ
願望等日取方角ノ吉凶ヲ暦ニヨリテコレヲ正ス
五冊
2019年8月5日月曜日
2019年8月3日土曜日
広告3
西川正休『大略天学名目鈔』(游藝著・西川正休訓点『天経或問』附録巻)
[奥付:天経或問注解 享保十五年十一月刻、寛政六年校訂。大阪書坊 山口又一・泉本八兵衛]
〈浪速書舗 田中宗榮堂蔵版目録 大坂心斎橋通安堂寺町南江入 秋田屋太右衛門〉
天地或問珍 二冊
日月、風雨、雷震、鬼門、方位、或ハ地獄、極楽の説。高山、深谷、竜宮。又ハ月の桂、邯鄲の愛、人の生死、其外天地の間にありてわけのしれがたき事、名ありて形なき事、抔を合点のゆくやうに書顕ハしたる事なれハ、老翁増識をまたずして物知りにならるゝ。雅俗を論ゼず。閲して益あるの書なり。
[奥付:天経或問注解 享保十五年十一月刻、寛政六年校訂。大阪書坊 山口又一・泉本八兵衛]
〈浪速書舗 田中宗榮堂蔵版目録 大坂心斎橋通安堂寺町南江入 秋田屋太右衛門〉
天地或問珍 二冊
日月、風雨、雷震、鬼門、方位、或ハ地獄、極楽の説。高山、深谷、竜宮。又ハ月の桂、邯鄲の愛、人の生死、其外天地の間にありてわけのしれがたき事、名ありて形なき事、抔を合点のゆくやうに書顕ハしたる事なれハ、老翁増識をまたずして物知りにならるゝ。雅俗を論ゼず。閲して益あるの書なり。
登録:
投稿 (Atom)
堀田仁助
明和2年(1765)9月20日付で「堀田兵之助」が渋川図書光洪宛に提出した、天文暦術の誓約書が現存する。これは津和野藩士の堀田仁助(1745-1829、通称ははじめ兵之助、号は泉尹)のことだろう。堀田は天明3年(1783)に幕府天文方属員となり、寛政改暦にも参加し、また地理学・...
-
[舟橋秀賢]筆 『慶長六年具注暦』京都大学附属図書館 6-04/ケ/1貴 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00008026
-
「…万屋町には、小林謙貞という天文学、数学史上に重要な位置を占める人も住まっていた。 謙貞は林吉右衛門について天文、地理、星宿、暦法を修めた。この吉右衛門は、刊本長崎先民像[ママ]には吉左衛門に作ってあるが、稿本長崎先民像[ママ]には吉右衛門に作ってある。これを明らかにされたの...
-
ここ半年間、このブログにいろいろ書いてきたが、専門である16-17世紀の日欧知識交流について、ほとんど何も書いていないことに気が付いたので、井上筑後守にまつわる先行研究をまとめてみる。 16世紀に始まる日欧知識交流の歴史の中で、幕府大目付・井上筑後守政重(清兵衛尉、号は幽山 15...