2010年7月19日月曜日

青貝細工漢方薬看板


江戸後期~近代 100x60x20cm
<長崎歴史文化博物館 Gフ0003>

外枠に青貝が施された看板で、裏表で計4種の漢方薬の効能を宣伝するもの。表面の「仙伝解毒丸」「山帰来妙応湯」は、いずれも梅毒などに由来する潰瘍・炎症・皮膚病の薬で、その効能は「神の如し」されている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

土田健次郎「儒教とは何か」

 土田健次郎「儒教とは何か」、大月杏奈ほか編『儒教のかたち こころの鑑:日本美術に見る儒教』(展覧会図録)サントリー美術館、2024年、8-14頁。 日本の歴史に儒教が果たした役割が簡潔かつ見事にまとめられている。長年の研究で練り上げられた独自の視点と語り口が光っている。こういう...