いよいよ2011年も暮れようとしている。
今年はたくさん仕事をした。仕事の仕方もだいぶ分かってきた気がするが、も少しマジメにやるべきところをついつい小さくまとめがちなのは、少し反省。出張が多かったので展示を結構見れたのはよかった。ものを見る眼を養うには、ひたすらいいものを見るしかない。来年は展示100本見るのが目標。
反面、じっくりものを考えたり書いたりする時間がほとんどなかった(毎年同じことを言ってる気がする)。来年は、懸案の仕事をいくつかやり遂げる覚悟でいる。今年出版されたものは以下のとおり。
<著作>
長崎歴史文化博物館(謝黎・平岡隆二)編『謝黎コレクション チャイナドレスと上海モダン』展示会図録(長崎歴史文化博物館、2011年、全72頁)。
長崎新聞社, えぬ編集室編集『孫文・梅屋庄吉と長崎 : 受け継がれる交流の架け橋』(長崎県・長崎市・長崎歴史文化博物館、2011年)。
※作品解説を分担。
<論文>
平岡隆二「「大円分度」の研究:佐賀とエジンバラに現存する北条流測量器具」、『財団法人鍋島報效会研究助成 研究報告書』第5号、2011年、141-161頁。
<その他>
平岡隆二「長崎の印章-蔵書印を中心に-」、『長崎歴史文化博物館研究紀要』第5号、2011年、67-83頁。
平岡隆二「上海航路の時代-世界の中の長崎・雲仙-」、長崎歴史文化博物館編『チャイナドレスと上海モダン』展示会図録(長崎歴史文化博物館、2011年)、66-67頁。
平岡隆二「孫文・梅屋と革命飛行隊」、長崎新聞社, えぬ編集室編集『孫文・梅屋庄吉と長崎 : 受け継がれる交流の架け橋』(長崎県・長崎市・長崎歴史文化博物館、2011年)、49頁。
平岡隆二「九州の図書館・博物館②:長崎歴史文化博物館」、『久留米大学比較文化研究所地域博物館研究部会ニューズレター』第2号、2011年、4頁。
今年はずいぶん近代の仕事が多くて大変勉強になった。来年は、とりあえず下の2つが印刷中。
長崎市史編さん室編『新長崎市史:近世編』(長崎市、2012年春刊行予定、印刷中)
※執筆項目:第8章第4節第1項「阿蘭陀通詞の学芸」、同第2項「紅毛流医・阿蘭陀通詞」、同第3項「阿蘭陀通詞の辞書類の編纂」、第9章第2節第1項「海軍伝習所とその変遷」、同第2項「医学伝習所とその変遷」、同第3項「英語伝習所とその変遷」、同第4項「活版伝習所とその変遷」、同第5項「致遠館とその変遷」 。
平岡隆二「出島商館長デュルコープ墓碑について」、南島原市教育委員会編『日本キリシタン墓碑総覧・時代の証言』(南島原市教育委員会、2012年春刊行予定、印刷中)。
お世話になった方々、どうも有難うございました。それでは皆様、よいお年を。
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