2015年12月31日木曜日

2015年の仕事

<著書>
「望遠鏡伝来と長崎」、塚原東吾編『科学機器の歴史:望遠鏡と顕微鏡-イタリア・オランダ・フランスとアカデミー』(日本評論社、2015年6月)、155-194頁。(分担執筆)

「大村藩の学問:天文学」、大村市史編さん委員会編『新編大村市史:第三巻近世編』(大村市、2015年3月)、575-594および610-616頁。(分担執筆)


<論文>
Ryuji Hiraoka and Akihiko Watanabe, “A Jesuit Cosmological Textbook in‘Christian Century’Japan: De sphaera of Pedro Gomez (Part 2)”, SCIAMVS: Sources and Commentaries in Exact Sciences, vol. 16, 2015. pp. 125-223.

「晧臺寺の羅漢石像群と小林謙貞-庭園内の甲群を中心に」『長崎談叢』第100輯、2015年、48-79頁。


<学会発表>
「近世長崎の眼鏡師と望遠鏡」、科学史学会年会、於大阪市立大学、2015年5月31日。


<講演など>
「長崎の唐・蘭人墓」、長崎学一般公開講座(長崎純心大学主催)、於長崎歴史文化博物館、2015年12月19日。

「近世日本とオランダ-日欧文化の交流と融合」、第70回文化講演会、於津山洋学資料館、2015年4月18日。


<その他>
「2015年学会エクスカーションに参加して」、『科学史通信』第 号、2015年 月。

新聞紹介「長崎の唐・蘭人墓(長崎学一般公開講座)~”文化財として保存を” 熊本県立大平岡准教授」、長崎新聞、文化面(第13面)、2015年12月23日。

新聞紹介「江戸時代の中国船向け貿易許可証「信牌」、玉名市に2通現存~”長崎の国重文と同種” 県立大准教授」、熊本日日新聞、第1面、2015年8月28日。


今年もたくさんの方に公私にわたり支えて頂きありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。





2015年12月21日月曜日

展覧会など33~38ー2015年9月~12月

33 宸翰と古筆-優美なる書の世界、八代市立博物館未来の森ミュージアム
34 南蛮文化と細川家-忠興とガラシャ、異国との出会い-、熊本県立美術館
35 ほとけの里と相良の名宝─人吉球磨の歴史と美─、熊本県立美術館
36 川原慶賀と洋風画、長崎歴史文化博物館
37 SHUNGA 春画展、永青文庫
38 幕末展、東洋文庫

2015年9月30日水曜日

展覧会など23~32ー2015年8〜9月

23 PIECE OF PEACE『レゴ®ブロック』で作った世界遺産展 PART-3、長崎歴史文化博物館
24 屏風・掛軸・巻子を楽しむ、長崎歴史文化博物館
25 美術セレクション animal偏―聖フランシスコ・ザヴィエル像公開とともに―、神戸市立博物館
26 常設展示、上田家資料館(天草市)
27 常設展示、仙台市立博物館
28 画鬼暁斎-幕末明治のスター絵師と弟子コンドル、三菱一号館
29 蔵王権現と修験の秘宝、三井記念美術館
30 国際都市・長崎から見たドイツ、長崎歴史文化博物館
31 大関ヶ原展、福岡市立博物館
32 ポップアート 1960's-2000's From Misumi Collection、熊本市現代美術館

2015年7月25日土曜日

展覧会など1~22ー2015年1〜7月

1 中国祭祀と長崎文化、長崎歴史文化博物館
2 鍔淵寺の名宝、名品ギャラリー、京都国立博物館
3 江戸時代の天文学、大阪市立科学館
4 『はかる』の歴史、大阪歴史博物館
5 聖母が見守った奇跡-長崎の教会群とキリスト教関連遺産、長崎歴史文化博物館
6 黄檗僧の書と明清美術、早稲田大学會津八一記念博物館
7 常設展、板橋区立郷土資料館
8 18世紀の江戸絵画、板橋区立美術館
9 花を愛でる、大和文華館
10 常設展、津山洋学資料館
11 津山藩医久原家の幕末・明治、津山洋学資料館
12 長崎南画の決定版―長崎三画人、長崎歴史文化博物館
13 豪華絢爛!長崎刺繍~くんちに息づく風流の心~、八代市立博物館
14 南蛮美術展、南蛮文化館2015年5月展
15 常設展、くすりの道修町資料館
16 近世京阪の医学、杏雨書屋
17 常設展、適塾
18 超絶刺繍2、神戸ファッション美術館
19 絶景 瀟湘八景図―山水画を読み解く、香雪美術館
20 常設展、神戸大学海事博物館
21 常設展、たばこと塩の博物館
22 武士の火術稽古と江戸の花火、すみだ郷土文化資料館

2015年2月13日金曜日

2015年1月3日土曜日

2014年の仕事

<刊行物>

平岡隆二「長崎の教会群とキリスト教関連遺産:世界文化遺産の登録候補に正式推薦へ」、熊本日日新聞、2014年8月3日、18面。

カトリーヌ・ジャミ(平岡隆二訳)「天学、治世、学問:中国のイエズス会士とその数学」、Eleanor Robson・Jacqueline Stedall(編)、斎藤憲・三浦伸夫・三宅克哉(監訳)『Oxford 数学史』(共立出版、2014年5月)、47-70頁。 

平岡隆二「イエズス会とキリシタンにおける天国(パライソ)の場所」、ヒロ・ヒライ、小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年3月)、362-386頁。 


<学会発表>

平岡隆二「江戸の天文学と梵暦運動」、熊本県立大学文学部フォーラム「それでも天は転る(まわる)-熊本におけるもう1つの近代-」、於熊本県立大学、2014年11月22日。

Ryuji Hiraoka, Cosmology in the Jesuit mission strategy in Japan's 'Christian century'(1549-1650), 葡萄牙與東亞?學科學 系?會議之五:歐洲與東亞交?中的文本和視覺呈現 HISTORY OF MATHEMATICAL SCIENCES: PORTUGAL AND EAST ASIA V Visual and textual representations in exchanges between Europe and East Asia, 於國?清華大學,2014年11月8日。

Ryuji Hiraoka, "Gomez' De sphaera and Jesuit cosmology in Japan", Aristotle Traditions and Japan's Christian century, at Gakushuin Women's College, 2014 July 18.

平岡隆二「社会のなかの博物館:学芸員の視点から」、熊本県立大学日文学会、於熊本県立大学、2014年7月5日。

Ryuji HIRAOKA, Western Cosmology in Japan's Christian Century, Annual meeting of Renaissance Society of America, at Hilton NY, 2014 March 29.

堀田仁助

 明和2年(1765)9月20日付で「堀田兵之助」が渋川図書光洪宛に提出した、天文暦術の誓約書が現存する。これは津和野藩士の堀田仁助(1745-1829、通称ははじめ兵之助、号は泉尹)のことだろう。堀田は天明3年(1783)に幕府天文方属員となり、寛政改暦にも参加し、また地理学・...