2018年1月12日金曜日

2017年の仕事

<刊行物>
平岡隆二「晧台寺の羅漢さま」、長崎歴史文化協会編『ながさきの空』第28集(十八銀行、2017年2月)、19-20頁。

平岡隆二「ラクダから望遠鏡へ-オランダから幕府への屈折式望遠鏡献上-」、大阪歴史博物館編『館蔵資料集13 羽間文庫:器具篇-付、重要文化財指定品目録-』(大阪歴史博物館、2017年3月)、6-7頁。

Ryuji Hiraoka, "The Gravestone of Hendrik Duurkoop, Director of the Dutch Trading Post at Dejima, Nagasaki", The Journal of the Graduate School of Language and Literature, Prefectural University of Kumamoto (熊本県立大学大学院文学研究科論集)", vol. 10, 2017 (Sep), pp. 53-71.(査読あり)

Ryuji Hiraoka, "Much Ado about Japan and Quattro Ragazzi", in Japan Society ed., Hiroshi Sugimoto: Gates of Paradise (exhibition catalogue), New York: Skira Rizzoli, 2017 (October), pp. 101-119.

Ryuji Hiraoka 平岡隆二, "The Oldest European Gravestone in Japan 日本最古の西洋人墓碑:商館長デュルコープ墓碑", in Embassy of the Kingdom of the Netherlands, Tokyo,オランダ王国大使館 ed. (produced by Flying Crane Press), The Dutch Cemetery at Goshinji: Stories of Exchange and Cooperation 長崎の悟真寺オランダ人墓地~交流と協力の物語, [Tokyo 東京]: Embassy of the Kingdom of the Netherlands, Tokyo オランダ王国大使館, 2017 (November), p. 15. [日英両語版2冊本]


<発表>
平岡隆二「近世日本の天文暦学史料~現況と課題~」、『近世日本科学史典籍に関する研究報告会』(国文学研究資料館・歴史的典籍に関する大型プロジェクト「近世日本科学史典籍の国際的再評価に向けた基礎研究」主催)、於電気通信大学、2017年2月22日。

平岡隆二「17世紀長崎における西学理解」、第7回日韓科学史セミナー、於全北大学校韓国科学文明学研究所(韓国全羅北道全州)、2017年3月25日。

平岡隆二「小林謙貞と初期長崎天学派-キリシタンと西川如見のはざまで-」、洋学史学会3月例会、於電気通信大学、2017年3月19日。

Ryuji Hiraoka, "Deciphering Aristotle with Chinese Medical Cosmology: Nanban Unkiron 南蛮運気論 and the Reception of Jesuit Cosmology in 17th-Century Nagasaki", International Conference on Traditional Sciences in Asia 2017 "East-West Encounter in the Science of Heaven", at Kyoto University, 2017 October 27.

平岡隆二「長崎聖堂の学問と教育 -向井元成、唐蘭御用、地役人教育-」、洋学史学会ミニ・シンポジウム「近世長崎の人と学問-『長崎先民伝注解』によせて-」、於電気通信大学、2017年11月5日。

平岡隆二「江戸時代の天文学と大村藩~峰源助と『郷村記』」、第2回西海市ふるさと発見講座(西海市教育委員会主催)、於大瀬戸コミュニティセンター(長崎県西海市)、2017年12月16日。


<企画>
洋学史学会ミニ・シンポジウム「近世長崎の人と学問-『長崎先民伝注解』によせて-」、於電気通信大学、2017年11月5日。

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堀田仁助

 明和2年(1765)9月20日付で「堀田兵之助」が渋川図書光洪宛に提出した、天文暦術の誓約書が現存する。これは津和野藩士の堀田仁助(1745-1829、通称ははじめ兵之助、号は泉尹)のことだろう。堀田は天明3年(1783)に幕府天文方属員となり、寛政改暦にも参加し、また地理学・...