来る3月3日に長崎歴史文化博物館で表記の公開フォーラムを行うことになりました。博物館による調査研究プロジェクトの中間報告会でもあります。是非ご参加ください。
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平成23年度文化庁ミュージアム活性化支援事業 公開フォーラム
「長崎と福建省(東アジア世界)の交流―博物館で研究し、博物館で活かす」
◇開催趣旨
長崎歴史文化博物館は平成23年8月に長崎学の拠点づくりをめざし、長崎学調査研究プロジェクトを発足させました。プロジェクトでは県内外の研究者を交えて長崎と福建省の交流史をテーマに地域研究・コレクション研究・展示教育研究の3分野で共同研究を進めています。その成果は今年10月に開催する「中国福建博物院展」で広くご紹介できる予定です。
このたびの公開フォーラムでは、プロジェクトメンバーに加えて福建博物院から二人の研究者をお招きして、長崎と福建省をはじめとする東アジア世界との交流史に関わる最新の研究成果をご紹介します。後半のパネルディスカッションでは、個別研究間の関連性を広く議論し、長崎と福建省との新たな交流史像を探るとともに、研究成果を「中国福建博物院展」という博物館の展示を通じて社会に開いていく方法についても検討を深めることにしています。
日 時:平成24 年3 月3 日(土)10:30~17:00
会 場:長崎歴史文化博物館 1 階ホール
主 催:長崎歴史文化博物館後援:長崎県博物館協会
◇プログラム
●開会の挨拶長崎歴史文化博物館館長 大堀哲 10:30~10:40
総合司会 大石一久(長崎歴史文化博物館研究グループリーダー)
●第1部 研究成果報告〔10:40~14:40〕
①長崎出土の福建陶磁-考古学からみた長崎と福建-」 10:40~11:10
川口洋平〔長崎県世界遺産登録推進室〕
②中国水中考古学20年の精華 11:15~11:55
王 芳〔福建博物院考古研究所〕
③長崎唐通事の肖像画 12:00~12:30
錦織亮介〔北九州市立大学名誉教授〕
昼食(75 分間)
④「華夷変態」における鄭成功と鄭彩に関する考証と解釈 13:45~14:25
蘭 恵英〔福建博物院対外交流部〕
⑤展示を通じた研究成果の還元-国立歴史民俗博物館の実践から- 14:30~15:00
太田 歩〔国立歴史民俗博物館 専門職員〕
●第2部 パネルディスカッション〔15:10~16:50〕
パネラー 王 芳・蘭 恵英・川口洋平・錦織亮介・太田 歩・平岡隆二(長崎歴史文化博物館主任研究員)・深瀬公一郎(長崎歴史文化博物館主任研究員)
コーディネーター 加藤謙一(長崎歴史文化博物館主任研究員)
第1テーマ「長崎と東アジア世界(福建省)の交流-人・物・文化-」
第2テーマ「中国福建博物院展に向けて」
●閉会の挨拶 16:50~17:00
◇申込方法
申込方法:電話またはファックスで3月3日公開フォーラム参加希望の旨と氏名、ご住所、電話番号を
お伝えください。定員は140 名です。ご参加いただけない場合のみこちらからご連絡いたします。
申込・問合せ先
〒850-0007 長崎県長崎市立山1-1-1 長崎歴史文化博物館3月3日公開フォーラム係
電話:095-818-8366 ファックス:095-818-8407
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