2010年5月3日月曜日

鳴滝紀要 第20号

シーボルト記念館の『鳴滝紀要』第20号、2010年をご恵贈いただく。第20号のご発刊、おめでとうございます。論考等の目次は以下のとおり。

宮坂正英、ベルント・ノイマン、石川光庸「ブランデンシュタイン家所蔵、1825年、1826年シーボルト書簡の翻刻並びに翻訳(補遺1)」

吉田忠「日高凉台「異邦産論」について」

扇浦正義「日高家資料の翻刻-文芸資料を中心に-」

織田毅「史料紹介 中山文庫「魯西亜滞船中日記」(3)」

0 件のコメント:

コメントを投稿

堀田仁助

 明和2年(1765)9月20日付で「堀田兵之助」が渋川図書光洪宛に提出した、天文暦術の誓約書が現存する。これは津和野藩士の堀田仁助(1745-1829、通称ははじめ兵之助、号は泉尹)のことだろう。堀田は天明3年(1783)に幕府天文方属員となり、寛政改暦にも参加し、また地理学・...