松田清のtonsa日記
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なお同墓碑は、2006年にオランダ大使館をはじめとする関係各位のご努力によって修復工事が完成している。
掛川市による工事完成式の告知はこちら。
これにより、現時点からさらに崩壊が進まないための最善の処理が施されたことは間違いないが、やはり風雨による侵食や蘚苔は免れがたく、氏の言う屋根の設置は1つの有効な防御策となり得るだろう。
長崎の墓碑群については、あまりにも数が多いせいか、修復事業がほとんどなされていないというのが現状である。
土田健次郎「儒教とは何か」、大月杏奈ほか編『儒教のかたち こころの鑑:日本美術に見る儒教』(展覧会図録)サントリー美術館、2024年、8-14頁。 日本の歴史に儒教が果たした役割が簡潔かつ見事にまとめられている。長年の研究で練り上げられた独自の視点と語り口が光っている。こういう...
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